リミットゲー

FB徳島で時間についての事が記されています。
とりあえずこれからDZの大会に出てみようだとか、
そういう事を考えている人は是非とも見ておいて欲しい。
正直今の環境でこの「時間」という要素は最大の障害。
始まって間もないTCGである以上必然的に新規参入者は多い。
勿論そういったプレイヤー達はプレイに時間が掛かる。


これは致し方ないことであり、
こういった方々に迅速なプレイの最速をするのはお門違いである。
優勝を目指すプレイヤーで文句があるならストで勝てばいい話。
どんな相手でも2本はギリギリ間に合う。
1本でも落としてタイムオーバーになるなら自分のぬるさを恨むべきだ。
相手を憎むだけでは前に進まないし何の改善策も生まれない。
次の大会でも、その次の大会でも同じような負け方を繰り返す事だろう。


さて、今回俺が問題視しているのは「迅速なプレイが可能なユーザー」に関して。
どういうことかといえば、言わずもがないわゆる意図的な時間稼ぎ、
いわゆる「遅延行為」である。
DM・遊戯etcユーザーの多くの人はこの言葉に見覚えがあり、
中にはこの行為の制で悔しい思いを下方も少なくないのではないだろうか。


現段階ではディメンションゼロに1ターンor1アクションに対する制限時間はない。
要はじっくり考えて互いの頭脳を屈指した高度な試合を求めているのだろうが、
2本先取、50分という時間が決められている中で実際これはありえない。
11/3、ブロッコリーという販売元に憤りを感じた瞬間だった。
確かにこのゲームは頭をフルに使ってひたすらゲームに集中し、
最後までそれを継続させなければならないものであるゆえに、
あまりに短い制限時間を設けてしまう事はあってはならない事だとは思う。


ただし、それ以前に決して許されてはならない点がある事をご理解頂きたい。
それが「遅延行為」であり、長考が自然な状況となりうるこのゲームでは
これを指摘して認められるケースは少なく、難航する。


判っているとは思うのだが一例を挙げると、
まず1本目を先取して2本目を1ターン目から毎ターン長考を繰り返し、
2本目途中でタイムオーバーを図る。
これによりスコアシート状の記録は ○△− となり、
勝敗項目には「勝」が記されるのだ。
要するに2本先取なんかではなく「始めの1本勝てばいい」という、
なんとも見苦しい状態になっている。
現環境でも「サイド無しでは対抗しにくいデッキ」が存在する以上、
「サイドを使った2本目の決着をつけさせない」という事で、
大方の勝利、優勝を収める事ができる訳だ。


ちなみに俺が始めに参加した大会で1回戦で早速このケースが発生した。
被害妄想なんて思われてしまう可能性もあるため一様場の状況を記すが
こちら ムーンイーター*2(中央中・中央右) スマッシュ2
あちら ユニットなし スマッシュ4
この時点で残り制限時間は5分。現在相手ターン。
この状況でこちらのターンが回る事は無くそのまま5分経過して試合終了。
相手が先攻であったため後攻であるこちらにターンが回るかと思えば
ジャッジはブロッコリーの他のゲームのルールに従ってその場で試合終了を告げた。
ディメンションゼロアクエリアンエイジやその他のブロッコリーTCGとは
異なる物でありこの理不尽な裁定には猛反発したが認められず。


先日の日記にも記したことなのだが、
「1ターンの時間制限がない以上、1本先取して2本目を時間一杯まで
 遅延してタイムオーバーすれば勝ちって事になるんじゃないですか?」
と疑問をぶつけたところ
「そうなりますね」
と呆気に取られる返答が返ってきた。


現に俺の住む愛知県ではちょくちょくこの行為が見受けられる。
メーカーがこういった行動や報告(あるかどうかは定かではないが)に
対してどう考えているかは知れないが、早期のうちに解決する事を祈る。
カードにおけるプレイや構築以外の面でユーザーが気にかけなければならない
要素を生み出してしまう事は容認しがたい自体だと言えるはず。


カード1枚1枚における疑問点。不浸透もまだまだまだ残っており、
(特に《マーダラー・マンティス》や《珊瑚の森の魔女》)
こういった1点1点の不満を少しずつ、そして確実に消去して
日を重ねるごとに改善されていく事が何よりも優先させるべき事ではないか。


何ヶ月も先の賞金を伴う巨大イベントなんかを企画するよりも
手前の問題一つ一つに向き合いユーザーを大切にする事を第一に。


池田氏ブロッコリー御社の動きに、ただただ切実願うのみ。