究極の裁定

上のジャッジング騒動に付け足す感じでもう一つ。


ここ2カ月ずっと気になっていた裁定があって、週1ぐらいで電話してたんですけどずっと調整中でした。

自分フィールド上にこのターン召喚された表側守備表示の《インフェルニティ・ネクロマンサー》がいます。
相手のフィールドには《ライオウ》が表側攻撃表示で存在し、裏側表示の《月の書》があります。
このタイミングでこちらは手札から《ダーク・アームド・ドラゴン》を特殊召喚しました。
相手はこれに対して《ライオウ》の効果を起動、《ダーク・アームド・ドラゴン》の召喚は無効になりました。
この時、ターンプレイヤーが《インフェルニティ・ネクロマンサー》の効果起動を宣言する前に相手プレイヤーが《月の書》を発動するタイミングはありますか?


これインフェルニティVS旋風BFのマッチングを何度も体験してるプレイヤーならわかってもらえると思うんですけど、割とよくある場面なんですよ。
ダムドの部分は各種シンクロモンスターに置き換えても構わないし、ライオウの部分は神の宣告を筆頭とする各種カウンター罠でも構わない。
要は「スペルスピード3の領域、カウンターの解決時」というタイミングが存在するかっていう問題なのだけど、これが延々と調整中。
結局当日ジャッジに確認するしかないなって事で、会場に着くなり真っ先に確認を取りに行ったら…


ジャッジ「実際にその場面に直面した際ジャッジをお呼びください。その際に判断いたします。」
わたくし「?? 今解答は貰えないんですか?」
ジャッジ「現時点で解答を申し上げる事はできません。」
わたくし(・・・・?なんだなんだ・・・?色々おかしいけど「今確認すべき事」は一つか。。)
わたくし「それはコナミ側に既定の解答、準備が無いという事ですか?」
ジャッジ「そうなります」


全く動じず言われてこっちが動揺したぐらいだった。
結局当日この場面には出くわさなくて、ジャッジに聞く事は出来なかった。
まぁ仮に何か聞けたとしても当日のその場凌ぎ的な回答であって、今後に生かす事は出来ないだろうから参考にもならないか…
やーでもこれはひどかったなぁ。


俺はマジで週1ぐらいで電話した。
光やたぬきと調整する中で、数を重ねれば重ねるほどこの場面は増えていって、重要性が増してきたから絶対当日までに解答を得なきゃいけないと思ってたから。
2ヶ月週1で計8回くらい。
毎度返ってくる答えはお馴染みの「そちらの質問に関しては現在担当部署に問合わせ中でして…」のテンプレ解答。
「今確認すべき事」の「コナミ側に既定の解答、準備が無い」というのは、仮にこの質問が俺以外の誰も気にならなかった事項であったとしても、2ヶ月前の時点から8回に及ぶ問い合わせを繰り返している訳で、全くの準備が無いという事は議論されたのかどうかすら怪しい。
そりゃ時には電話が繋がらないぐらいご多忙な様子の遊戯王事務局だから、毎日膨大な量の仕事が舞い込んでいるのだろうし、検討していくべきルールは山の様にあったのかもしれないから、週1で同じ質問を吹っ掛ける暇人とは訳が違ったのかもしれないけど(笑)、
テンプレ解答とは言えそんな言葉でも責任は持つべきだと思うんだ。。ちょっと扱い適当過ぎやしないか。。
残念…。なんか色々問題あるけどまずはルール周りの整理からだと思うね。
同一テキストでも異なる裁定が下されているケースで「カードが違います」の名言があるぐらいだし、一貫性持たせたルールの成立を目指して欲しい。