ベストな選考会方式

前々から各地で話題になってる「選考会に招待するプレイヤーの選出方法」について。
2009年度まで実行されていたポイント方式は「暇人優遇システム」とも呼ばれていて、
どれだけ負けを重ねようとも何度も大会に出て勝利数を稼ぐ事がベストなやり方で、
時間の取りづらい社会人や大会の数そのものが少ない地方プレイヤーには厳しいシステムでした。
そこで提案されたのが今年度実施された勝率制ランキング形式。
しかしながらこれも最近頻繁に話題に上がる「IDの複数所持」が問題となり、ボーダーラインは29-2。
改善どころか「改悪」の面が強く、店ぐるみのチートが予想され大きな波紋を呼ぶ結果に。


要点をまとめると
・実力面を最優先させたい
・社会人や地方ユーザーに優しく
・極力チートの介入しにくいシステム


という事になります。
それならやっぱり米国のSJCS形式だと思うんだよなぁ。
聞いた話だからおおまかにしかわからないけど、年間複数回の公式主催大規模トーナメント(SJCS)を開催して、
その上位者を年に1度の代表選考会に招待する。
大会の上位者という事で実力の面は保障されるし、各トーナメントを地域ごとに開催する事で地方ユーザーにも優しく、複数回の開催で一度のトーナメントで都合を付けるのが難しかった社会人もこれなら。
一応コナミ管轄のトーナメントだから店舗でやるよりはチートは介入しにくいだろうし(選考会の流れを見ればないとは言い切れないけど抑止ぐらいにはなるはず)、
仮に月1ぐらいで年間10回できれば、ベスト16までを選考会に招待、同一プレイヤーの複数入賞が無ければ160人を選出できる計算。
公式主催のイベントを定期的に開催する事でプレイヤーのモチベーションも保ちやすい。米国みたいにカバレッジ上げていけば一層盛り上がるかも。


言わずもがな、問題は全てがコナミの負担であるという事。実現は困難極まりない。
月1の年間10回が無理なら半分の5回でベスト32を選出…とかそういう次元じゃない。
まず何かしらの賞品を提供する場合賭博に該当する可能性があるから参加費を徴収できない。
大企業とは言えどさすがにこれは厳しいと思う。人員・管理の手間も考えたら馬鹿にならない。


やれればこれが一番いいと思うんだけど、実現はまずないよねぇ・・