デッキコンテスト終了

先日の記事で紹介した遊戯王第3回デッキコンテストが終了しました。


http://www.yugioh-deck.jp/wi


結果は・・・なんと1位になる事ができました!
投票していただいた皆様ありがとうございましたo(^-^)o
僕自身何もしていないに等しいのでいただいた賞品は何らかの形で還元したいのですけど、当分の間僕が運営に絡むCSはありませんし、賞品という形は難しく、EXP4という非常に時期的なものであるので賞味期限が早くどうしようか迷っています。
また他の方の入賞デッキも拝見させていただきまして、中でも一番興味深かったのは5位のスタースクリームさん製作クイック天使です。
この人の作るデッキは毎回とても興味深い!ワンキル大好きドブン厨の僕には一際輝いて見えました。
ただ残念な事に今回の発表を迎えるまで僕はこのデッキをコンテスト内で見つけることができませんでした。
主催の方曰く次回以降の開催も視野に入れているそうですので、であれば今後は是非とも何かしらの手段で閲覧するデッキを絞り込む手段を提供していただきたい所存です。


またコメントの方にもありましたので、先に触れていたもう一つの候補、墓地BFも公開しておきます。
コンテスト用と言う事で何かド派手なエンジンを仕込もうとしたんですが、尽く失敗して何一つ形にならず、仕方が無いので多様化した環境に適応できる受けの広い形を目指しました。
(没案は開闢入りから雑貨エンジン、ダクリ⇒終末⇒バードマン⇒ローズ⇒ダクリのやつetc...)

モンスター(18枚)
終末の騎士×3枚
ネクロ・ガードナー
ダーク・グレファー×3枚
ダーク・アームド・ドラゴン
ゾンビキャリア
カードガンナー×2枚
BF−大旆のヴァーユ×3枚
BF−精鋭のゼピュロス
BF−疾風のゲイル
BF−暁のシロッコ×2枚


魔法(9枚)
大嵐
増援
死者蘇生
強欲で謙虚な壺×3枚
異次元からの埋葬
闇の誘惑
ブラック・ホール


罠(13枚)
奈落の落とし穴×2枚
神の宣告
次元幽閉×2枚
激流葬
異次元からの帰還
リビングデッドの呼び声×2枚
ダスト・シュート
ゴッドバードアタック×3枚


エクストラデッキ
A・O・J ディサイシブ・アームズ
A・O・J カタストル
BF−アーマード・ウィング×2枚
BF−アームズ・ウィング×2枚
BF−孤高のシルバー・ウィンド
イビリチュア・メロウガイスト
インヴェルズ・ローチ
スクラップ・ドラゴン
スターダスト・ドラゴン
ダークエンド・ドラゴン
ブラック・ローズ・ドラゴン
氷結界の龍 ブリューナク
氷結界の龍 トリシューラ

■おおまかなコンセプト
今の環境の墓地BFは丁寧に立ち回って動けばそれなりに戦えるデッキで割かしいい勝負が出来るのですが、どうしても無理なパターンが二つだけあって、それが事故死と嵐になります。
事故死の内訳は主にヴァーユの蓄積で、流石に800バニラを複数枚手札に抱え込んだ状態でそのままゲームに勝利するのは絶望的に厳しいです。
そのあたりの処理に有効なグレファーとゴッドバードアタックはフルで採用しました。
グレファーは2枚でしばらく調整していたのですが、これが詰まって展開が苦しくなるよりもヴァーユがかさ張ってサンドバッグにされる事の方が圧倒的に多かったので3枚に積み直しました。
天使に対する耐性を評価して再投入したネクロガードナーを引き込んでしまった際にもこの処理に貢献してくれます。


もう一つの負けパターンは大嵐の存在です。
3枚目のゴッドバードアタックが帰ってきた事で内心狂喜乱舞して墓地BFを組み上げましたが、これを得たプラスよりも大嵐の復権によるマイナスの方が何倍も勝っていました。
相手方にも同様に大嵐の脅威がある手前、そもそも場にカードをそれほど多く配してくれませんし、今までただのお客さんだった罠系のデッキもスターライトロードを搭載している可能性があり安易な発動が認められなくなりました。
裏目を失くすための複数セットも一度大嵐を放たれれば敗北の二文字が浮かび上がり、手軽にこれをケアできるのはダストシュートのみで、大半の場合はリスクが付き纏います。
色々考慮した結果、これを解消するために随分と前のめりな構築を選択しました。溜め込まれれば溜め込まれるほど苦しくなるだけなので、その前に突っ張りきれる算段が必要となったためです。
環境的に活躍が望めなかったカードガンナーもアグロに動きやすいその性質と打点を評価して採用し直し、打点の生成スピードとローチ擁立の確率を底上げするべくシロッコを削ってリビングデッドまで採用しました。
トラゴーズを警戒しながらライフを奪うにはちょうどいいカードで、従来よりもアグレッシブな使い方が必要です。


神の警告のような尖ったカードは採用を見送りました。大嵐をケアして後出しの間に合う幽閉に期待しています。
何はともあれ大嵐1枚で動きが激変しています。僕の今までの墓地BFの基本方針はひたすらに構えてカウンターでアドを確保していくものでしたが、待ちすぎると大嵐1枚で取り返しの付かない事になりますので、早い段階で勝ちパターンを確立する必要性が出てきました。
最序盤からかなりギリギリの動きを強いられ前環境までとは動きのパターンが大きく異なっているので使い込んで一つ一つのデッキに対する動きを固めていくのが大事です。
キーとなるのは場の構築方法で、嵐とブラホの両方の解決を求める図式が良さそうだと考えてます。大抵の相手にはローチ+2伏せの構えが一番分かりやすいでしょうか。
ただかなり保守的な場の構築を目指す事になるので、今回加わったラヴァルバル・チェインを利用してもっとスマートな勝利手段を意識したいですね!


今回はこれで終わりです。またいつか。